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◆◇◆ ふじすえ健三 メールマガジン ◇◆◇  No.318

    2014/9/12(金)

[参議院議員]
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                  http://www.fujisue.net


Name 様

いつも応援ありがとうございます。
参議院議員の藤末健三でございます。

私のメールマガジンをお送りします。

引き続き、よろしくお願いします。

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1.コラム
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【 11月9日の総選挙はあるか? 】

9月9日の日経新聞に『民主党の枝野幸男元官房長官は8日のBS日テレの番組で「私は11
月9日が衆院選の投票日だと思っている。備えておかないといけない」と述べ、年内の
衆院解散・総選挙の可能性に言及した。』という記事がありました。
これを読んで「枝野さんも私と同じ読みをしているな!」と思いました。
実は、8月末マスコミ関係者の方から「藤末さんが言っていた通り、この秋に総選挙があ
る」という話が舞い込んで来ました(藤末は、秋の総選挙の可能性について、夏のメルマ
ガで書きました)。
この時には、10月28日に公示、11月9日に総選挙を行い、総選挙の勢いのままで11月16日の
沖縄県知事選挙を戦うという流れになるという観測が強まっていたのです。

理由は、衆議院の任期2016年12月までの間で、「株価を維持し、支持率を上げるこ
とができるのは今年の秋しかタイミングがない」ということです。ちなみに、11月9日
は、自民党候補が負ける可能性がある沖縄県知事選(11月16日)の前に総選挙を行う
とのマスコミ読みです。
私は知事選挙と同日になるのではないかと思っていましたが、一週間ずらすことがミソだ
と聞きました。なぜ、今秋に選挙があるかという読みができるかというと以下のような大
きな動きが各方面で予測されるからです。

まず、政治的には、先週、内閣改造が行われました。小渕優子さんを始めとした女性議員
が多く入閣し見栄えがいい組閣になると考えられていました(8月末時点、このマスコミ
関係者は小渕氏が幹事長であれば確実に総選挙だと言っていました。なんとなく半端な人
事でしたが、実際に支持率を10%上げたことで、今回の組閣・党人事は成功と言えると
思います)。
また、経済的には、GPIFがこの9、10月に株式市場に資金を投入するということがあります。
私の読みでは、1万6千円台まで株価が上がると見ています。
外交的には、9月末に拉致被害者が帰ってくる可能性があります。また、秋に予定されて
いる日ロ首脳会談では北方領土問題で大きな動きがあるかも知れません。
これらの動向に世論が反応し、支持率がもっと上がる可能性があります。

総選挙を秋に行う理由は、他にもあります。
それは、現政権にとっては、消費税再増税決定、TPP、原発再稼働等、年末から大きな
ハードルを越さなければならないということです。つまりは、総選挙を勝利して、一気に
これらの政治課題に決着を付けるという算段です。
こうした目論見の裏には、10%への消費税再増税に血眼になっている財務省の意向も強
く働いているようです。
そして、最後に「前回衆議院選挙の『一票の格差』違憲状態判決です。」これは昨年11
月に最高裁が出した判決で、安倍総理が目指す「憲法改正」を進めるには、この違憲状態
をクリアする必要があるからです。

以上のような背景の中で、8月末には、10月初旬に、国会を開会し冒頭で解散をすると
いう筋書きが、まことしやかに囁かれ始めていました。

<今後予想される政治日程>
9月3日 小渕女史を含めたきらびやかな内閣誕生
9月末 拉致被害者帰国
10月初旬 所信演説 解散
   GPIFの株購入
   日ロ首脳会談
10月28日 公示
11月9日 総選挙 (11月16日の沖縄県知事選の前)
年内 消費税増税決定、
来年 TPP、原発再稼働等



【 本当に解散総選挙はあるか?「ないと見る理由」】

一方で、「年内解散の可能性は著しく低くなった」との見解が強くなっています。。

その年内解散の可能性が低くなった理由としては、

JIS+2D21 完全なガス抜き人事だったこと
今回の大臣、副大臣、政務官の人事を見ると「異常に参議院議員が少なく」なっています
。大臣では参議院からは2名だけです(17名中)。それも2名とも女性。副大臣や政務
官も自民党参議院議員は2割(公明党議員を除く。チェック)くらいしかいません。すさ
まじいくらいの「衆議院シフトの人事」です。それほど衆議院議員の不満を抑えようとし
たとしか思えないのです。つまり、ガスを抜き、当面の体制を維持しようとの意思の表れ
と見ています。解散をするならば、兎に角「見栄えのいい人事」を行うはずですから。

JIS+2D22 小渕幹事長でなかったこと
?私は、兎に角人気取りの布陣にすると思っていました。そのためにサプライズ人事をし
て、支持率を回復させる。そのシンボルが小渕氏の幹事長就任だと見ていました。
マスコミの重鎮のような方と話をすると「はじめから小渕幹事長はデコイ(偽の鳥)だっ
た」と言っていました。ある程度、谷垣幹事長は決まっており、それをごまかすために出
したのだと。藤末は、そうは思っていません、官邸は、本当に小渕幹事長で選挙をするつ
もりだったと見ています。
なお、結果として小渕氏は経済産業大臣となりましたが、新大臣は「原発の再稼働」を進
めなければなりません。厳しい立場に立つと思われます。

JIS+2D23 石破前幹事長が内閣府大臣になったこと
石破前幹事長が無役になって、来年9月の総裁選に臨戦態勢になれば、年内解散・総選挙
で安倍総理が勢いをつけると思っていましたが、腰砕けになりました。石破氏が就任する
地方創生担当相は、内閣府大臣です。下支えする官僚の数も少ないし、なんといっても省
庁といった正規軍ではない「ある意味寄せ集め軍」のトップとなったのです。これで石破
氏は力を失ったと見ることができます。こんな大臣を受けるくらいならば、防衛・安全保
障担当大臣を受けるべきだったと藤末は思います。おそらくもっと深い思慮があると推察
しますが。
ちなみに、これから経済、特に地方経済が悪化すると見ていますが、内閣府の大臣で対応
することはできないと私は見ています。

このように政治で大きな動きがあるかもしれまん。
藤末も大きな波に乗れるように準備し、国のために役立っていきます。


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ニコニコ動画にて、隔週お昼に生放送を行っています。
是非、ご覧ください!
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3.最近のブログ記事
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◇2014年9月10日◇
【「人間の安全保障基本法案」を作成中】
http://www.fujisue.net/archives/2014/09/post_1450.html

◇2014年8月30日◇
【熊本県人寮「有斐学舎(ゆうひがくしゃ)」の懇親会に参加 】
http://www.fujisue.net/archives/2014/08/post_1445.html

◇2014年8月26日◇
【欧州のカーシェアについて】
http://www.fujisue.net/archives/2014/08/post_1440.html

◇2014年8月26日◇
【日本食をヨーロッパに広げるために必要な規制緩和】
http://www.fujisue.net/archives/2014/08/post_1439.html 

◇2014年8月26日◇
【フランス・パリ、ドイツ・ボン、イタリア・ローマの通信事情】
http://www.fujisue.net/archives/2014/08/post_1438.html


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